網膜芽細胞腫に対する眼球保存治療の現状

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  • Current strategy of eye conservation treatment for retinoblastoma

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抄録

眼球内限局網膜芽細胞腫の進行度分類として,Reese-Ellsworth分類と国際分類に基づき分類し,予後を比較検討した.国際分類で群間の症例数の偏りが少なく,予後を反映する結果であり,全身化学療法主体の治療に際しての有用性が示された.全身化学療法による眼球保存治療の経過中にびまん性網膜下播種を生じる危険因子として,治療前の漿液性網膜剥離の存在と,視神経乳頭に接する大きな腫瘍が推定された.

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