中山間地における水稲有望品種「さとじまん」の特性
書誌事項
- タイトル別名
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- Characteristic of promising rice variaty "Satojiman" for hilly and mountainous area
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抄録
佐賀県農業試験研究センター三瀬分場では,「さとじまん」を中山間地向きの有望な早生品種として選定しその特性を検討した.1.当県三瀬分場における「さとじまん」の早晩性は"早生の中"であった.2.「さとじまん」は玄米千粒重が重く大粒で,収量性が高く,品質も優れた.3.「さとじまん」は「コシヒカリ」よりいもち病に明らかに強く,優れたいもち病圃場抵抗性を持つ.4.「さとじまん」の食味は,食味官能評価で「コシヒカリ」並みの良食味であった.5.奨決現地調査の結果,「さとじまん」の優れた特性は現地でも同様に確認され,「さがうらら」に代わる有望品種と考えられた.
収録刊行物
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- 日本作物学会九州支部会報
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日本作物学会九州支部会報 5-8, 2010-05-28
日本作物学会九州支部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1543387470137562624
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- NII論文ID
- 110007619691
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- NII書誌ID
- AN00387586
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- NDL-Digital
- CiNii Articles