二方向偏心力を受ける任意形断面基礎の接地圧について

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  • The Contact Pressure of Arbitrary Shape Section Base under Two-Direction Eccentric Loads

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説明

接地圧は, 構造物の設計において, 基礎の規模や地盤支持力を検討するのに必要である。本文では, 電子計算機の利用を前提とした算定式を提示している。これは, 1.基礎底面は, 均一な地盤である。2.基礎は剛体で, 接地圧は, 線形で平面的に分布する。3.外力と地盤反力との平衡条件は, 中立軸において完全に成立する。などの仮定をもとに算定式を誘導してあり, さらに, 計算手順と平衡条件式, 中立軸の決定方法, 接地有効部分の断面諸量について述べてある。この提案式は, 二方向の偏心荷重を受ける場合で, 対称, 非対称を問わずまったく任意の底面形状を有する剛体基礎の接地圧を算定可能としている。例題には, 非軸対称の底面をもつ基礎の接地圧計算と長方形断面において荷重の偏心量の変化に伴う接地圧係数および有効分布係数の表を提示している。

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