2063 コンクリートと仕上げモルタルの接着一体性試験に関する考察(強度・力学的性質)
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説明
建築構造物のコンクリート躯体と仕上げ材との接着面に作用する剥離外力や自己ひずみにより生じる応力は,面内方向と面外方向の両成分を有する。この点では,現在最も汎用的となっている直接引張試験はコンクリートと仕上げ材の安全性を確認する強度試験方法としては必ずしも十分な試験とは言い難い。本報ではコンクリートと仕上げモルタルの接着一体性を実験室レベルで評価できる合理的な試験方法を確立するために実施した実験結果を纏めている。本研究の成果は建築物の仕上げ材の剥離・剥落事故を防止するための設計技術の確立に役立つものである。
収録刊行物
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- コンクリート工学年次論文集
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コンクリート工学年次論文集 23 (2), 373-378, 2001-06-08
日本コンクリート工学協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1543668945071183616
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- NII論文ID
- 110009693247
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- NII書誌ID
- AA12600419
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- NDLデジコレ(旧NII-ELS)
- CiNii Articles