B-2 発汗性を有する皮膚表面モデルの試作と発汗測定(セッションB シミュレーション・モデル評価2)

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  • B-2 Trial manufacture of sweating skin surface model and measurement of sweating

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抄録

日常生活で、基本的に熱的性能に関わるものとしては、熱環境要素としての気温、気湿、風速や熱倣射があり、材料側として熱と水分移動がある。冬の衣服素材が汗を吸うことによって、素材の温度が高くなるものがあり、サーモギアを衣服の断熱抵抗値で評価するのは難しい。長時間にわたり暖かい環境で、人の皮膚の発汗を測定することは,測定時には被験者への負荷が多い。今回、平板皮膚モデルと人の曲線に合わせた面を有する2つの発汗模型を作製した。皮膚表面温度と発汗量はステップ状態で調節した。作製したモデルは汗を出すためのパイプをセットしていないが、ステップ変化において、そのモデルの発汗量を人体の発汗量とほぼ同様にコントロールした。ここでは発汗を差分法の湿度測定およびシリカゲル法によって測定し分析を行った。

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