P-33 野外音楽イベント会場における温熱環境(ポスターセッションII)
書誌事項
- タイトル別名
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- P-33 Thermal Environment at the Sites of Open-air Music Festivals
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説明
2つの野外音楽イベント会場において温熱環境の測定を行い,その実態把握と評価を行った。さらにイベント来場者の熱中症対策ならびに防寒対策の実態調査を行った。7月開催のイベントは熱中症の発症する危険性があり,積極的な休憩や十分な水分補給などの対策が必要な温熱環境であった。 10月開催のイベントは熱中症の発症する危険性は少ないが運動や労働をする際には水分補給が必要な温熱環境であった。気象庁の観測データではイベント会場のWBGTを精度よく推定することは困難であった。来場者へのアンケート調査から携行した熱中症対策および寒さ対策の物品ならびに熱中症予防および防寒対策の実態を把握した。両イベントとも熱中症対策の物品としては「タオル」,「水・お茶・その他飲み物」,「帽子」,「うちわ・扇子」の携行率が高く,熱中症予防として「水を飲む」,「適度な休憩をとる」,「日陰に入る」,「涼しい場所に行く」の実施率が高かった。
収録刊行物
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- 人間-生活環境系シンポジウム報告集
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人間-生活環境系シンポジウム報告集 36 247-250, 2012-11-21
人間-生活環境系会議
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1543668945113367680
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- NII論文ID
- 110009735367
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- NII書誌ID
- AN10498594
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- NDLデジコレ(旧NII-ELS)
- CiNii Articles