頸部脊柱管内浸潤を伴うマススクリーニング発見神経芽腫の1例

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タイトル別名
  • A case of a dumbbell type cervical neuroblastoma found through masscreening

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抄録

頸部に発生し脊柱管内へ浸潤した神経芽腫マススクリーニング(MS)発見例を経験した.症例は8カ月男児,原発巣は正中を越え主要血管を巻き込み,摘出不能であった._<98>A_1プロトコールを施行したが,原発巣は60%縮小にとどまり,一旦治療を中止した.その後腫瘍が増大し,歩行障害が出現したが,晩期合併症の予想される椎弓切除は行わず,_<98>A_3プロトコールを施行し,歩行障害は改善した.今後も注意深い経過観察を要すると考える.

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