当院においてRosen T-20プロトコール変法で化療した若年骨肉腫12例

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  • Analysis of twelve young osteosarcoma patients treated with modified Rosen T-20 protocol in our institution

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抄録

1996年から2008年までに骨肉腫12例に対しRosen T-20プロトコール変法を施行した.5年無イベント生存率は80%と良好な成績であった.年齢,部位,腫瘍径,LDH,ALP,術式,腫瘍壊死率,MTX血中濃度1000μM到達率等の因子と予後の関連を検討した結果,切断術と壊死率70%未満が有意に予後不良であった.合併症は感音性難聴を8人,心合併症を2人に認めた.患者の予後とQOL向上のために,予後因子による層別化と薬剤投与量の再検討が必要である.

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