1050 コンクリート混和用石炭灰の品質について(セメント,混合材料)
書誌事項
- タイトル別名
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- 1050 Characterization of Japanese Coal Ash for Using Admixture of Concrete
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説明
コンクリート混和用石炭灰(フライアッシュ)の品質管理方法として,スラリーpHの測定が重要である。近年わが国で発生する石炭灰を分析した結果,CaO+MgO量とSO_3量の溶出バランスにより,pHが酸性を呈する灰がみられた。酸性の石炭灰はモルタル及び3ンクリートの中性化進行度の増大,減水剤使用量の増加,硫酸アンモニウム(硫安)の付着等懸念させる。しかし事前にpHをチ篇ックし,単位セメント量の確保,水/セメント比の低減等,配合上の配慮を行うことにより,対応可能なことが判明した。
収録刊行物
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- コンクリート工学年次論文報告集
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コンクリート工学年次論文報告集 18 (1), 333-338, 1996-06-17
日本コンクリート工学協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1544231895026004224
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- NII論文ID
- 110009744406
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- NII書誌ID
- AN10026675
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- NDLデジコレ(旧NII-ELS)
- CiNii Articles