1050 コンクリート混和用石炭灰の品質について(セメント,混合材料)

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  • 1050 Characterization of Japanese Coal Ash for Using Admixture of Concrete

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説明

コンクリート混和用石炭灰(フライアッシュ)の品質管理方法として,スラリーpHの測定が重要である。近年わが国で発生する石炭灰を分析した結果,CaO+MgO量とSO_3量の溶出バランスにより,pHが酸性を呈する灰がみられた。酸性の石炭灰はモルタル及び3ンクリートの中性化進行度の増大,減水剤使用量の増加,硫酸アンモニウム(硫安)の付着等懸念させる。しかし事前にpHをチ篇ックし,単位セメント量の確保,水/セメント比の低減等,配合上の配慮を行うことにより,対応可能なことが判明した。

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