長期生存が得られた脾臓原発悪性リンパ腫の1例

書誌事項

タイトル別名
  • A Case of Primary Splenic Malignant Lymphoma
公開日
1996-03-01
公開者
一般社団法人日本消化器外科学会

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説明

脾臓原発悪性リンパ腫はまれな疾患である.症例は52歳の男性,心窩部痛を主訴に近医を受診し,上部消化管造影にて胃粘膜下腫瘍と診断され,当院に紹介入院した.精査にて胃粘膜面には問題なく,脾臓に腫瘍を認めた.脾臓原発悪性腫瘍を疑い手術を施行した.腫瘍は脾門部から突出し胃体部および膵尾部への浸潤所見を認め,脾摘胃全摘出術および膵尾部合併切除を行った.病理組織学的に悪性リンパ腫,diffuse mediumsized typeと診断された.脾臓原発悪性リンパ腫は極めて予後が不良といわれているが,自験例は化学療法を加え,術後4年を経過した現在も再発の徴候はみられていない.脾臓原発悪性リンパ腫に対しては積極的に脾臓摘出術を施行し,可能であるならば適切な補助化学療法を追加するべきである.

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参考文献 (18)*注記

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