色覚特性によるRGB諧調比と画素数比の評価
書誌事項
- タイトル別名
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- RGB signal resolution and RGB spatial resolution based on human color vision
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説明
人間の色覚特性に基づいたディジタル画像表示方式におけるRGB信号の諸調比とCRTモニターのRGB画素数比の最適条件を2つの心理物理学実験を通して求めた. (1)様々な色の周辺刺激の中での色弁別閾値を測定し, その結果から適正諧調比の推定を行った. 色弁別閾特性に基づく諧調比は, R:G:B=2:4:1であった. このことは, 現在一般的なRGB各8bitをRを7bit、Gを8bit、Bを6bitに変更できることを示唆している. (2)白色とテスト色からなるチェッカーボードパターンの空間周波数を変えて, テスト色の見えをマッチングし,その結果から適正RGB画素数比を推定した. 高空間周波数でのB蛍光体の色の見えへの寄与率が低く, 適正画素数比はR:G:B=10:10:7であった.
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. HIP, ヒューマン情報処理
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電子情報通信学会技術研究報告. HIP, ヒューマン情報処理 95 (499), 13-18, 1996-01-26
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1570009752532672768
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- NII論文ID
- 110003272256
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- NII書誌ID
- AN10487237
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles