深夜帯勤務が看護者に及ぼすストレスの検討
書誌事項
- タイトル別名
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- Evaluation of stress included by overnight work among nurses
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抄録
深夜帯勤務で看護者が受けるストレスを明らかにするために、勤務前後での血圧、代液分泌量、精神的ストレスの指標である唾液中クロモグラニンA(CgA)レベルを比較した。血液と唾液分泌量は深夜帯勤務で変化しなかった。一方、唾液へのCgAレベルは勤務に入る前に高く、勤務後には低下していた。また、勤務によるCgAの変化量と勤務前の休養度、勤務時の忙しさ、緊張度、および疲労度との間には相関関係は見られなかったが、勤務前のCgAレベルとの間には有意な負の相関関係が見られた。本研究の結果は、看護者は深夜帯勤務に入る前に強いストレスを感じていること、また勤務後にはストレスから解放されることを示唆している。
収録刊行物
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- 市立名寄短期大学紀要
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市立名寄短期大学紀要 38 81-84, 2005-06
名寄市立大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1570009752665328000
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- NII論文ID
- 110007156466
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- NII書誌ID
- AN10183618
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- ISSN
- 09165975
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles