ソーシャルSQLデータベースを用いたアプリケーションの開発
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ソーシャル SQL データベースとは,各ユーザがそれぞれの計算機にデータベースを持ち,SNS(Social Networking Service) を利用して実現されたオーバレイネットワークにより相互利用が可能な関係データベースである.従来のソーシャル SQL データベースでは,一度に単一のデータベースを用いるアプリケーションしか開発されていなかった.ビューの切り替えによるデータベースのアクセス制御がやりにくかった.また,Web ブラウザ用の API は提供されていたが,それを活用したアプリケーションは存在しなかった.本研究では,ソーシャル SQL データベースを用いて複数のリモートデータベースを同時に利用できるアプリケーションを実現する.このアプリケーションを,Web ブラウザ用の API を用いて開発する.ローカルのデータベースと複数のリモートのデータベースを統合するために,本研究では MySQL の Federated エンジンを利用する.より簡便なアクセス制御を実現するために,本研究では MySQL のプロキシにおいて ACL(Access Control List) を評価し,SQL 文の置換,および,結果セットの書き換えを行う.本研究を評価するために,Twitter のタイムラインのようなアプリケーション,および,スケジュール管理アプリケーションを実装する.
Journal
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- IPSJ SIG Notes
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IPSJ SIG Notes 2014 (5), 1-7, 2014-11-11
Information Processing Society of Japan (IPSJ)
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1570009752956791424
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- NII Article ID
- 110009842500
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- NII Book ID
- AN10112482
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- CiNii Articles