並列計算機上での境界要素解析を支援するソフトウェアフレームワークの開発
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抄録
境界要素法は,偏微分方程式の初期値・境界値問題の代表的な数値解析手法の一つであり,解析対象領域の境界部分のみを離散化の対象とする特徴を持つ.そのため,開領域問題やリメッシングを必要とするような問題の扱いに優れている.本稿では,並列計算機上における境界要素解析を支援するソフトウェアフレームワークの開発に関して述べる.フレームワークとテンプレートから構成されるソフトウェアの全体像とその背景にある概念設計について述べる.また,一般の境界要素解析を対象とした密行列演算によるソフトウェアの実装と本実装における並列化手法に関して述べる.さらに,動作確認のための Cray XE6 システムを用いた数値実験結果について紹介する.
収録刊行物
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- 研究報告ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)
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研究報告ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC) 2013 (16), 1-7, 2013-02-14
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1570009753004325632
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- NII論文ID
- 110009536441
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- NII書誌ID
- AN10463942
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles