固定堰に見られる親水活動とその空間要因に関する研究
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- 村上 修一
- 滋賀県立大学環境科学部
書誌事項
- タイトル別名
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- Study on Spatial Factors Affecting Water-Familiar Behaviors on Fixed Weirs
説明
本研究の目的は、固定堰において河水に触れる人の動作に着目し、その空間要因を明らかにすることである。第十堰、八田堰、一の井堰の3例で観察した延べ285人の触水を動作の対象と内容から6通りに分け、それぞれの場合について身体、堰体、河水の関係を分析した。さらに、水際へのアクセシビリティについて、岸から触水の生じた場所までの経路を分析した。3堰の結果について共通点と相違点を考察し、堰体と水面や河床との高低差、および堰体の断面形状を、触水に関わる空間要因として明らかにした。これらの結果をもとに、固定堰の親水空間としての利用や整備に関する課題を示した。
収録刊行物
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- 日本造園学会 全国大会 研究発表論文集 抄録
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日本造園学会 全国大会 研究発表論文集 抄録 2010 (0), 32-32, 2010
社団法人 日本造園学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1570009753382325248
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- NII論文ID
- 130007012814
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles