固定堰に見られる親水活動とその空間要因に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • Study on Spatial Factors Affecting Water-Familiar Behaviors on Fixed Weirs

説明

本研究の目的は、固定堰において河水に触れる人の動作に着目し、その空間要因を明らかにすることである。第十堰、八田堰、一の井堰の3例で観察した延べ285人の触水を動作の対象と内容から6通りに分け、それぞれの場合について身体、堰体、河水の関係を分析した。さらに、水際へのアクセシビリティについて、岸から触水の生じた場所までの経路を分析した。3堰の結果について共通点と相違点を考察し、堰体と水面や河床との高低差、および堰体の断面形状を、触水に関わる空間要因として明らかにした。これらの結果をもとに、固定堰の親水空間としての利用や整備に関する課題を示した。

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