東京南西部における常緑樹と落葉樹の経済効果の評価

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  • Evaluation of Economic Effect of Evergreen Forest and Deciduous Forest in the South Western Area of Tokyo

抄録

本研究は,緑地計画に活かしていくために,季節の異なるASTERデータを用いて常緑樹と落葉樹の経済効果の評価を行うことを目的とする。この目的のために,ヘドニック・アプローチを用いる。そして,夏と冬のASTERデータより常緑樹と落葉樹を分類する。対象は,東京都南西部の7区とする。その結果,以下のようになった。1) 線形,線形-対数,対数-線形,両対数において,250m以内の樹林地セル数が最も有意となった。2) 250m以内の樹林地セル数について,常緑樹は,線形,線形-対数,対数-線形,両対数において,周辺の地価にプラスの効果をもたらし,1%有意水準となった。それに対して,落葉樹は地価との間に有意な相関はみられなかった。

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