第1回国際ワークショップ"NLP and XML"の概要とマルチモーダル・デジタル・ドキュメントのISO標準について
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- 野村 直之
- 法政大学
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- 中挾 知延子
- 東洋大学
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- Choi Key-Sun
- KAIST(Korean Advanced Institute of Science and Technology)
書誌事項
- タイトル別名
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- An Abstract of the 1st International Workshop on NLP and XML with a Special Emphasis on ISO / TC37 / SC3 Standard of Multimodal Document
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説明
豊かな構造と意味・論理表現を備えたXML文書が広範に広まるための前提として、自然言語で書かれた文書の(半)自動化や、半構造文書の構造化、自動要約・自動編集の必要性が認識されている。また、自然言語処理の高度化のためには、何れの研究手法、方法論をとるにせよ、大規模なタグ付き言語コーパスや、その利用技術の開発、標準化が重要、との共通認識がある。さらに、自然言語生成技術で近年主流となりつつある3段パイプライン方式等のrapid prototypingで複数の研究者がXMLの有用性を確認しつつある。これらの共通認識を広め、技術開発、標準化を進展させる目的で、先般、第1回国際ワークショップ"NLP and XML"が開催された。http://hal2001.itakura.toyo.ac.jp/~chiekon/nlpxml/本稿では、"NLP and XML"にて発表された大学、企業の関連技術を総覧するとともに、特に重要な国際標準化動向として、術語定義マークアップ言語標準ISO/TC37/SC3の現状と展望について報告する。
収録刊行物
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- 情報処理学会研究報告. DD, [デジタル・ドキュメント]
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情報処理学会研究報告. DD, [デジタル・ドキュメント] 2002 (28), 55-62, 2002-03-15
一般社団法人情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1570291227062336128
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- NII論文ID
- 110004029351
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- NII書誌ID
- AN10539261
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles