宗門人別改帳のデータベース化とその応用
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- 森本 修馬
- 京都大学大学院理学研究科
書誌事項
- タイトル別名
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- The creation of a database of "Shumon aratame cho" and its application for statistical analysis
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説明
統計的分析を目的としたデータベース構築には大量のデータ入力、および、データ抽出が必要不可欠である。分析にいたるまでのデータ抽出に、計算機の利用が最大限に行われている分野も有るが、歴史史料を扱う分野では、なかなか困難である場合が多かった。歴史人口学の分野では、宗門改帳、人別改帳のデータベース化、入力インターフェイスについて、さまざまな方式が試みられてきた。特に、分析にいたるまでの過程で改良の余地が残されているものとして、人別改帳の入力の効率化、再現性の向上という課題が有る。著者は、歴史人口学・社会学における分析のために必要最小限のデータを決定し、研究者による批判が可能な入力インターフェイスを開発した。ここでは、人別改帳からデータ抽出にいたるまでの過程を紹介する。
収録刊行物
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- 情報処理学会研究報告. CH,[人文科学とコンピュータ]
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情報処理学会研究報告. CH,[人文科学とコンピュータ] 36 7-12, 1997-11-15
一般社団法人情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1570291227263518976
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- NII論文ID
- 110002929854
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- NII書誌ID
- AN1010060X
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- ISSN
- 09196072
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles