活性化入力系列を用いた順序回路の故障診断に関する一考察
書誌事項
- タイトル別名
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- A Study for Fault Diagnosis in Sequential Circuits using Sensitizing Sequence Pairs
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説明
活性化入力対を含む入力系列の対(以下,活性化入力系列という)を利用した順序回路の多重縮退故障に対する診断法を提案する.まず,順序回路の単一縮退故障のテスト系列から活性化入力系列を生成し,その活性化入力系列を順序回路の診断用テスト系列として導入する.次に,この診断用テスト系列を用いて,部分回路に分割した順序回路の多重縮退故障を診断する方法を述べる.この診断法は組合せ回路の診断法[8]を順序回路へ拡張したものであり,観測される外部出力値のみに基づいて,活性化入力系列が生成する活性化経路と部分回路との関係から故障候補を部分回路ごとに推論する.最後に,提案する診断法をベンチマーク回路に適用してその有効性を考察する.
収録刊行物
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- 情報処理学会研究報告. 設計自動化研究会報告
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情報処理学会研究報告. 設計自動化研究会報告 95 (99), 17-24, 1995-10-19
一般社団法人情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1570291227268833280
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- NII論文ID
- 110002930571
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- NII書誌ID
- AN1011091X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles