書誌事項
- タイトル別名
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- Survey on Domain Analysis and Modeling
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説明
ドメイン分析・モデリングは,対象システム自身が本来もつ各種の性質や開発上の多様な知識を十分に分析し認識して組織化し,システムの開発に有効な,共通の対象領域(ドメイン)に属する,用語,問題の捉え方,システムの構造,システムの作り方等の,固有な概念構造を得るプロセスである.この概念構造をドメインモデルと呼ぶ.このドメインモデルを用いて,複雑で大規模な実際のシステム開発での生産性の向上と再利用の促進を図ろうとしている.得られたドメインモデルは,そのドメインに属するシステムを繰り返して開発する際の分類モデル,ひな型モデル,標準モデル,ハンドブック等として使われる.本概説では,ドメインの意味,ドメイン分析・モデリングの目的とプロセス,ドメインモデルの構成要素・記述手段・種類を述べ,また,ソフトウェアの再利用,ドメイン工学,要求工学,設計,リバースエンジニアリング等の観点からソフトウェア工学との関係を述べる.
収録刊行物
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- 情報処理学会研究報告. SE,ソフトウェア工学研究会報告
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情報処理学会研究報告. SE,ソフトウェア工学研究会報告 103 1-8, 1995-03-09
一般社団法人情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1570291227270292096
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- NII論文ID
- 110002931682
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- NII書誌ID
- AN10112981
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- ISSN
- 09196072
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles