フィクスチャー埋入手術後のカバースクリューの露出とインプラント体周囲の骨吸収の関係
書誌事項
- タイトル別名
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- The Relationship between Exposure of Cover Screws and Bone Resorption around Implants after Fixture Installation
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説明
オッセンインテグレーテッドインプラントにおいて, アバットメント連結後約1年経過までに, インプラント体周囲に高さ約1mmの楔状の骨吸収が生じることが知られている。この骨吸収は従来, 咬合による荷重負担や感染が原因であろうといわれてきた.しかし最近, これは生物学的幅径(biological width)の確立のためであろうことを示唆する論文が発表されている.つまり, インプラント体に対する骨のインテグレーションに加え, 接合上皮と結合組織のある幅のインテグレーションが絶対に必要で, 骨を吸収してでもその幅を確保しようとする機構が働くのであろうということである.我々は日本口腔インプラント学会第17回東北・北海道支部総会において, この骨吸収が少なくとも咬合によるものではない可能性を示す1症例を報告した.この概要は以下の通りであった.1.2次手術によってアバットメントを連結した直後, 腎臓の腫瘍を摘出するために患者は入院した.2.上部構造が未装着のまま約1年後に患者は本院に再来, その時のレントゲン写真において, インプラント体周囲に高さ約1mmの楔状の骨吸収がみられた.今回我々は上記の症例に加え, 新たに3つの症例に着目し興味深い知見を得たので報告する.
収録刊行物
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- 日本歯周病学会会誌
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日本歯周病学会会誌 40 (1), 79-, 1998-04-15
特定非営利活動法人日本歯周病学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1570291227392924160
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- NII論文ID
- 110003991601
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- NII書誌ID
- AN0019129X
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- ISSN
- 03850110
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles