面発光レーザの偏光制御と低雑音化

書誌事項

タイトル別名
  • Polarization control of VCSEL and consequent noise reduction.

この論文をさがす

説明

面発光レーザは等方的な構造であるために偏光方向が不定かつ不安定で簡単にスイッチすることが知られている。偏光の不安定は偏光依存光学部品を用いたシステムはもとより、偏光工学依存部品を用いないシステムにおいても問題となる。例えば、光データリンクでは面発光レーザは光ファイバと結合させて用いる場合が多い。その際の光ファイバ端面からの微量な反射戻り光により偏光がスイッチし、その結果雑音が増大すると考えられる。そこで矩形ポスト構造による異方性を導入することで面発光レーザの偏光制御を試み8×8アレイすべての素子の偏光方向をそろえることを実現した。さらに戻り光誘起雑音特性を偏流制御されていない従来の面発光レーザ素子と、偏光制御を行った素子について評価し、偏光制御による雑音低減を確認したので報告する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1570291227452543872
  • NII論文ID
    110003342333
  • NII書誌ID
    AN10489017
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ