遅延検波を用いた時間拡散変復調方式

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タイトル別名
  • Time Spread Modulation with Differential Detection

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説明

フェージングチャネルにおけるビット誤り率(BER)特性の改善を目的として、時間拡散変調に差動符号化QPSK(DQPSK)と遅延検波を用いた、時間拡散DQPSK遅延検波方式を提案する。提案方式では時間拡散されたシンボルを、位相差に割り当てることにより遅延検波を可能にしている。計算機シミュレーションにより、レイリーフェージングチャネルにおける提案方式のBER特性の検討を行なった結果、提案方式のBER特性は、周波数利用率の等しい無符号化DBPSKの理論値と比較して、BER=10^<-2>において約2.5dB,BER=10^<-3>において約7dBの改善が得られることを示す。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1570291227477170560
  • NII論文ID
    110003289410
  • NII書誌ID
    AN10345990
  • ISSN
    09135685
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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