18-8 不銹鋼全熔着金属の引張による横断面の形状變化と局部断面収縮に就いて

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説明

18-8不銹鋼熔接棒で作つた全熔着鋼の引張試験及び圧縮試験を行ひ, 引張試験片の断面と肉眼組織及び顕微鏡組織との關係を調べ, 引張試験片の横断面が楕圓形になり易いこと, 及び測定全延伸率の大なる割にその局部断面収縮率が一般鍛造材等に比べて著しく少いこと等に就いて説明を試み, 斯かる現象は18-8熔着鋼に特有なものではなく, 同様な繊維状組織を持つ又此の局部断面収縮量も全延伸量の大なるもの程大である。(3)以上の現象に対する理論的説明を試み, 斯かる現象及び理論は18-8熔着鋼に特有なものではなく, これと同一組織を持つ金属に共通することを, 鑄造鉋金を例にとつて説明した。

収録刊行物

  • 熔接學會誌

    熔接學會誌 14 (10), 134-148, 1944-12-25

    社団法人溶接学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1570291227500127488
  • NII論文ID
    110003385812
  • NII書誌ID
    AN00246008
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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