Filtered-X 法におけるバイアス補償と可変ステップサイズアルゴリズムの検討

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タイトル別名
  • A Study on the Bias Compensation and Variable Step Size Algorithms for the Filtered-X

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説明

近年、多くの能動騒音制御に関する手法が検討されている。制御アルゴリズムはその簡便さから、LMSを基本としたものが多いが、いずれの能動騒音制御においてもシステムの一部が音響経路であるため、これを補ったFiltered-X LMS法が知られている。本研究では、その応用であるFiltered-X NLMS法において、未知系の出力にバイアスが発生した場合の影響とその解決法について考察する。また計算量をそれほど増加させずに、入力信号を誤差信号の相関をパラメータとしステップサイズをコントロールすることで、推定係数フィルタの収束速度を向上させる一手法を提案する。最後に自動車吸気騒音への適用例をあげ、シュミレーションによりその効果を確かめる。

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参考文献 (11)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1570291227508741632
  • NII論文ID
    110003279412
  • NII書誌ID
    AN10060786
  • ISSN
    09135685
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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