ダブル配列を用いた文書検索用キーワード提示の高速化(セッション3:キーワード付与)
書誌事項
- タイトル別名
-
- Speed-up Technique for Keyword Suggestion in Document Retrieval using Double Array
この論文をさがす
説明
カーナビや携帯電話などの電子機器の高機能化に伴い,製品の操作説明書あるいは施設名や住所などを電子化して機器上で検索・閲覧するニーズが高まっている.そのためキーボードがなく文字入力が困難な機器上でも,簡単に文書を検索できるインターフェースが求められている.そこで本稿では,組込機器上でもユーザがストレスなく利用できるキーワードの自動提示インターフェースの実現を目的として,組込機器上でも高速に動作可能な前方一致検索方式を提案する.本提案方式では,ダブル配列法に最小・最大子ノード配列を導入することで高速に前方一致単語を列挙できるようにした.組込機器上で約64万件の辞書を用いた検索速度評価を行い,読み仮名1文字に前方一致する単語の検索において従来のダブル配列法よりも2.5〜6.8倍高速となる結果を得た.
収録刊行物
-
- 情報処理学会研究報告. DD, [デジタル・ドキュメント]
-
情報処理学会研究報告. DD, [デジタル・ドキュメント] 2009 (35), 61-67, 2009-03-18
一般社団法人情報処理学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1570291227624348416
-
- NII論文ID
- 110007333933
-
- NII書誌ID
- AN10539261
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- CiNii Articles