Philosophyと東アジアの「哲学」
書誌事項
- タイトル別名
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- Philosophy and east Asian "Philosophy"
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説明
1 狩野直喜の『中国哲学史』には次のようなエピソードが紹介されている。「兪樾(蔭甫・曲園)は中国に於ける近時の大儒で, 経学・文章を以て名を海の内外に馳せ, 著述も多く, 我国の人で就いて教を請ひし人もあつた位であるが, 彼のまだ存命中, 我国に於て余の一友人が其の著述を読み, 哲学雑誌に「兪曲園の哲学」なる題目で其の学説を紹介したことがあつた。然るに其の後, 春在堂全書といふ彼の全集の舶載され来つたのを見ると, 其の中に, 日本の学者が己の学説を紹介したるを喜び作つた詩がある。其の一節に「挙世人人談哲学。傀我迂疏未研権。誰知我即哲学家。東人有言我始覚。」と。……
収録刊行物
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- 人文研究
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人文研究 55 (8), 1-17, 2004-03
大阪市立大学大学院文学研究科
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1570291227857910656
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- NII論文ID
- 120006003465
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- NII書誌ID
- AN00029688
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- ISSN
- 04913329
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles