AIDMを用いたデマ情報拡散再現への試みと検討
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説明
2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災において,Twitter を利用して避難情報や被災地の情報が発信され,重要な情報源となった.しかし,Twitter で発信された情報は,急速に不特定多数の人に広まることから,誤った情報が発信されると瞬時に広がるというデメリットも存在する.そのため,デマ情報を早期収束させる方法を確立する必要がある.そこで,我々は Twitter における情報拡散メカニズムを探るため,新たな情報拡散モデルを提案する.提案モデルは,Twitter ユーザを趣味嗜好の概念を持つエージェントとして定義するさらに,同一ユーザが複数回つぶやくことと,情報経路の多重性を考慮する.提案モデルを用い,東日本大震災時に確認されたデマ情報拡散の再現実験をし,実際のデマ拡散の再現性について検討を行う.
収録刊行物
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- 情報処理学会研究報告. ICS, [知能と複雑系]
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情報処理学会研究報告. ICS, [知能と複雑系] 2015 (14), 1-6, 2015-02-23
一般社団法人情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1570291227901004544
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- NII論文ID
- 110009882539
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- NII書誌ID
- AA11135936
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- ISSN
- 09196072
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles