おもみ調味料グラビトミン酸: 食品の重さのインタラクティブな変化を利用したエンターテイメントシステム

  • 廣瀬 雅治
    慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科
  • 岩崎 花梨
    慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科
  • 野尻 梢
    慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科
  • 武田 港
    慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科
  • 杉浦 裕太
    慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科|日本学術振興会特別研究員
  • 稲見 昌彦
    慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科

書誌事項

タイトル別名
  • Gravity Spice: Entertainment System by Changing the Weight of Food Interactively.

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抄録

味わいは味覚だけでなく聴覚,視覚,触覚,あるいは個人の経験や文化的背景など,様々な情報に基づいて知覚される感覚である.我々は食事の動作の中から,食器を通じて知覚する食材の重みと,そこから引き起こされるクロスモーダルに着目し,フォークと調味料で構成されたエンターテイメントシステム 「おもみ調味料グラビトミン酸」 を制作した.この装置を使えば,体験者自らが "おもみ" という調味料を振りかけるインタラクションを行いながら,食品の重みを変化させることができる.この一連の動作により,触覚情報である食品の重みの変化から引き起こされる,味覚や歯応えの変化を知覚することで,普段と異なる食体験を楽しむことができる.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1570291227906772480
  • NII論文ID
    110009676886
  • NII書誌ID
    AA1155524X
  • ISSN
    09196072
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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