「電波による探知と測距」と通信方式 : SISOからMIMOへ(特別招待講演,ブロードバンドアクセス,ホームネットワーク,ネットワークサービス,通信利用アプリケーション,一般)
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- 若杉 耕一郎
- 京都工芸繊維大学工芸科学研究科情報工学部門
書誌事項
- タイトル別名
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- "Radio Detecting and Ranging" and Radio Communications : From SISO to MIMO(Special Invited Talk)
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説明
基本的なデジタル変調に符号化変調が適用され通信性能は大きく向上した.さらに,時間と空間を統合した時空間符号化により無線通信における通信容量と通信品質は大きく進歩した.複数アンテナから同時に直交符号を送信し,複数アンテナで受信・信号処理する形態からMIMO(Multi-Input・Multi-Output)方式とも呼ばれる.すなわち,通信方式はSISO方式からMIMO方式へ進化した。一方,同じく電波を利用するレーダでは,気象レーダに代表されるように単一の送信アンテナと受信アンテナを共用する方式が今日においても主流である。アレイアンテナを用いるレーダでも同様である。これらはSISO(Single-Input・Single-Output)レーダと呼ぶことができる.通信方式がSISO方式からMIMO方式へ進化したことを考えると,レーダにMIMO技術が導入されるのは当然と言える。本報告では,SISOからMIMOへと言う観点から,通信方式とレーダ技術について概観する.まず,民生用レーダ技術の高分解能技術といくつかのトピックスを述べた後,近年提唱されているMIMOレーダの特長と基本的な特性の計算結果について報告する。
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. CS, 通信方式
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電子情報通信学会技術研究報告. CS, 通信方式 111 (301), 47-, 2011-11-10
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1570291227937325696
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- NII論文ID
- 110009465645
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- NII書誌ID
- AN10013298
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles