異方性メタリン酸塩ガラスの構造と特性
書誌事項
- タイトル別名
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- Structure and property of anisotropic metaphosphate glass
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説明
我々は、これまでに混合アルカリメタリン酸塩ガラスファイバー(25LiPO_3-25NaPO_3-25KPO_3-25CsPO_3mol%)をガラス転移温度近傍でファイバー長軸方向へ一軸伸長することで、大きい複屈折を有する異方性ガラスファイバーを作製出来ることを明らかにしている。本研究では、異方性ガラスファイバーの異方構造と熱膨張特性を評価した。偏光ラマン測定の結果、PO_4四面体が相互に連なった直鎖が伸長方向へ配向し、非架橋酸素結合を含むPO_2側鎖が、伸長方向へ対して垂直に配向することが明らかになった。また、TMA測定より本研究の異方性アルカリメタリン酸塩ガラスファイバーが、加熱により巨大に収縮することを明らかにした。
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. US, 超音波
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電子情報通信学会技術研究報告. US, 超音波 112 (146), 1-2, 2012-07-19
一般社団法人電子情報通信学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1570291227947162880
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- NII論文ID
- 110009625884
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- NII書誌ID
- AN1001290X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles