異方性メタリン酸塩ガラスの構造と特性

書誌事項

タイトル別名
  • Structure and property of anisotropic metaphosphate glass

この論文をさがす

説明

我々は、これまでに混合アルカリメタリン酸塩ガラスファイバー(25LiPO_3-25NaPO_3-25KPO_3-25CsPO_3mol%)をガラス転移温度近傍でファイバー長軸方向へ一軸伸長することで、大きい複屈折を有する異方性ガラスファイバーを作製出来ることを明らかにしている。本研究では、異方性ガラスファイバーの異方構造と熱膨張特性を評価した。偏光ラマン測定の結果、PO_4四面体が相互に連なった直鎖が伸長方向へ配向し、非架橋酸素結合を含むPO_2側鎖が、伸長方向へ対して垂直に配向することが明らかになった。また、TMA測定より本研究の異方性アルカリメタリン酸塩ガラスファイバーが、加熱により巨大に収縮することを明らかにした。

収録刊行物

参考文献 (5)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1570291227947162880
  • NII論文ID
    110009625884
  • NII書誌ID
    AN1001290X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ