弓動作を反映した演奏モーションの自動生成
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抄録
本稿では,弦楽器の演奏音響信号から弓動作を反映した演奏モーションを自動生成する手法について述べる.弓を用いる弦楽器において自然な演奏モーションを生成するためには,特に音色と強く結びついている右手の弓動作を反映する必要がある.近年,深層学習を用いた演奏モーション生成手法が提案されているものの,多くの場合音響信号から直接モーションを生成しており,また既存手法を用いて推定されたポーズを正解としている.そのため出力結果は音源に合わせて右手が充分に動いていない不自然なものとなる.本研究では,使用弦と弓の切り返しを音響特徴量から推定し,その結果からルールベースで演奏モーション生成を行うことで,弓動作を反映したより自然なモーションを生成する.
収録刊行物
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- 第83回全国大会講演論文集
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第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 263-264, 2021-03-04
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050011097151010304
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- NII論文ID
- 170000187121
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00214827/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles