在来マスのBKD垂直伝播防止に関する研究(1)
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抄録
1.在来マスのBKD垂直伝播防止対策を検討するために、採卵期のアマゴ親魚群における保菌率及び体腔液の汚染を調べた。2.BKDに汚染された養魚場では、採卵期のアマゴ親魚群内で11.7~20.0%の保菌親魚を検出した。3.雌親魚の内で、1.8~10.7%の個体の体腔液から病原菌を検出したが、雄精液からは検出しなかった。4.体腔液から菌が検出された親魚は腎臓における保菌程度が高い個体であり、腎臓における保菌が進んだ個体ほど体腔液の汚染が進むのではないかと考える。
収録刊行物
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- 長野県水産試験場研究報告
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長野県水産試験場研究報告 (5), 39-42, 2001-03
長野県水産試験場
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1570291228305901440
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- NII論文ID
- 220000089036
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- NII書誌ID
- AN10189523
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- ISSN
- 02893045
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles