東京湾沿岸部埋立地における緑被分布とバッタ類の生息分布との関係について

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タイトル別名
  • The relationship between green coverage distribution and inhabitatation of Orthoptera on the reclaimed land in Tokyo Bay Area.

抄録

本研究は、臨海埋立地の緑地の質を生物の視点から把握することを目的とする。人工地盤である埋立地の緑地環境を、生態的な機能から区分、記述する手法は十分検討されていない。当研究では、緑地構造との関係が密接かつ人工的な空間に生息が期待できる生物としてバッタ類を指標に、生息状況と緑被分布の関係性を明らかにし、当該地域におけるバッタ類の生息予測を行った。調査は、公園や緑道、植栽帯などの計71箇所で出現種と個体数の記録を行った。生息状況と緑被分布の関係性の分析およびに生息予測は、TWINSPANによる出現種の分類を行い、各種群の出現個体数を目的変数、緑被分布に関する数値を説明変数にした一般化線形混合モデルを用いて行った。

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