フローグラフや状態遷移図の特牲のパス数による分析
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- 若杉 忠男
- 若杉情報技術コンサルタントオフィス
書誌事項
- タイトル別名
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- On analysis of characteristics of flowgraphs and state transition diagrams by numbers of paths
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説明
フローグラフや状態遷移図のL個の連続したリンクを長さLのパスと定義し, 長さLのパスの個数をP_L, それをベクトル状に並べた{P_L}をパスベクトル, P_<L+1>/P_LをP_Lの増加率と呼ぶ. パスベクトル{P_L}は連結行列によって求められる. この{P_L}からつぎのようなことが分かる. Lを大にしたとき, フローグラフが(1)ループを含まない場合にはP_Lは0となり, (2)ループを含むがそのループが互いに共通のノードをもたない場合にはP_LはLのべき乗のオーダーで増加し, (3)共通のノードをもつループを含む場合はLの指数関数のオーダーで増加する.
収録刊行物
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- 情報処理学会研究報告. [グループウェア]
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情報処理学会研究報告. [グループウェア] 98 (8), 61-66, 1998-01-29
一般社団法人情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1570572701999542912
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- NII論文ID
- 110004062346
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- NII書誌ID
- AN10463997
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- ISSN
- 09196072
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles