円周率πのランダム性と一様乱数の擬似性について

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on the Ratio Circular Perimeter-Breadth π in Terms of Random Variable

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説明

本資料は円周率πのランダム性と一様乱数の擬似性に関するものである. 円周率πは超越数であり, その小数点は無限に続く数列である. この小数点以下の数列をナイキスト間隔Tsで標本化された離散信号列と見なしてランダム性と一様乱数の擬似性を考察している. この両者の性質を評価する基準は白色性雑音の周波数スペクトルの一様性に求め, πの周波数スペクトル分布形状の白色雑音への近似度を定量化している. また, 小数点以下を1, 2, 3, 4桁毎に区分した数列を一様乱数と見た場合においても検討し, 高い擬似性を示すことを述べている. なお, この研究は身近な題材を取り挙げて, 高専教育課程における不規則信号解析の教材提供および情報処理教育演習に活用することを意図して行ったものである.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1570572702399558912
  • NII論文ID
    110003197278
  • NII書誌ID
    AN10013083
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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