組合せ回路におけるクリティカル経路の一検出法
書誌事項
- タイトル別名
-
- Detecting a Critical Path Combinational Circuits
この論文をさがす
説明
近年,LSIの高速化に伴いタイミング検証が重要になっており,その中の一つに回路の入力から出力に至る遅延の最も大きい経路(クリティカル経路)の検出がある.一般に,回路の構造的に最も長い経路がクリティカル経路であるとは限らないので,活性化可能な最も長い経路をクリティカル経路として検出しなければならない.本稿では,経路の動的活性化性に基づいて,回路のクリティカル経路を検出する一手法を提案する.提案する手法では,64時刻間の信号変化を扱うことができるデータ構造を導入し,信号線の最も遅い信号変化の時刻のみを基にする動的活性化性の判定を行う方法より正確にクリティカル経路を検出することができる.本手法は,経路のリストを必要としないので、大規模回路にも適用できる.
収録刊行物
-
- 電子情報通信学会総合大会講演論文集
-
電子情報通信学会総合大会講演論文集 1995 (1), 269-, 1995-03-27
一般社団法人電子情報通信学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1570572702438850688
-
- NII論文ID
- 110003267385
-
- NII書誌ID
- AN10471452
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- CiNii Articles