位相補償フィルタを用いたバースト搬送波再生回路の設計と特性

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タイトル別名
  • Design and Performance of Burst Carrier Recovery Using a Phase Compensated Filter

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説明

TDMA衛星通信に使用される単同調フィルタを用いたバースト搬送波再生回路においては、 バースト間周波数変動により再生搬送波位相誤差が増大し、誤り率特性やサイクルスリップ特性が劣化するという問題がある。これを解決するため、本論文では、中心周波数近傍の位相周波数特性を平坦とした位相補償フィルタを提案し、搬送波再生回路の設計に必要となる、振幅・位相周波数特性や過渡応答特性等の基本特性を解析とシミュレーションにより明らかにすると共に、PLLと同様に過渡応答特性と雑音特性を設計可能であることを示す。さらに、許容周波数範囲を拡大するため、本位相補償フィルタの位相周波数特性の改善方法を提案し、その効果を示す。

収録刊行物

  • 信学技報

    信学技報 7-14, 1995

    一般社団法人電子情報通信学会

被引用文献 (3)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1570572702453876864
  • NII論文ID
    110003289496
  • NII書誌ID
    AN10345990
  • ISSN
    09135685
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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