光伝送路におけるタッピング箇所の検出について

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タイトル別名
  • Detection of Tapping point in optical Transmission Line

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説明

情報セキュリティ上から見た光ファイバの特長は、電磁的に無誘導であるため電線に比べて情報のタッピングが殆ど不可能と思われることである。しかし、実際には光ファイバを湾曲させることによって外部に漏洩光を取り出す方法が、光線路の保守を目的とした心線対照技術等として実用化されている。本稿では、情報をタッピングする目的で光ファイバを湾曲させた際、その箇所を遠隔から検知できるか否かを現用の光伝送路監視技術を使って実験・検討することを目的とする。なお、使用した方法は光伝送路中でのレイリー散乱やフレネル反射を利用した光パルス試験器と、ブリルアン散乱現象によるエネルギーシフトを利用したBOTDA(Bril1ouin 0ptical-fiber Time Domain Ana1izer)である。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1570572702474406912
  • NII論文ID
    110003242678
  • NII書誌ID
    AN10471452
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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