光伝送路におけるタッピング箇所の検出について
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- 平 進太郎
- 防衛庁技術研究本部
書誌事項
- タイトル別名
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- Detection of Tapping point in optical Transmission Line
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説明
情報セキュリティ上から見た光ファイバの特長は、電磁的に無誘導であるため電線に比べて情報のタッピングが殆ど不可能と思われることである。しかし、実際には光ファイバを湾曲させることによって外部に漏洩光を取り出す方法が、光線路の保守を目的とした心線対照技術等として実用化されている。本稿では、情報をタッピングする目的で光ファイバを湾曲させた際、その箇所を遠隔から検知できるか否かを現用の光伝送路監視技術を使って実験・検討することを目的とする。なお、使用した方法は光伝送路中でのレイリー散乱やフレネル反射を利用した光パルス試験器と、ブリルアン散乱現象によるエネルギーシフトを利用したBOTDA(Bril1ouin 0ptical-fiber Time Domain Ana1izer)である。
収録刊行物
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- 電子情報通信学会総合大会講演論文集
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電子情報通信学会総合大会講演論文集 1996 269-, 1996-03-11
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1570572702474406912
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- NII論文ID
- 110003242678
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- NII書誌ID
- AN10471452
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles