コーディングレスなM2Mゲートウェイ上のセンサデータ集約を実現するComplex Sensor Data Aggregatorの提案

Search this article

Description

M2M におけるセンサデータ収集では,通信量削減のため,M2M ゲートウェイからのセンサデータ送信前にヒストグラム加工等の集約処理を行うことが有効である.近年,センサデータ活用が進められた結果,収集データに対する分析結果や外部環境変化に応じて,出荷後の M2M ゲートウェイのデータ集約処理を変更する必要が生じている.しかし,集約処理の変更は M2M ゲートウェイのファームウェア更新で行う必要があり,コスト・リスク共に高い.これを解決するため,コーディングレスで M2M ゲートウェイ上の集約処理の定義・変更が可能な,センサデータ集約技術 Complex Sensor Data Aggregator(CSDA) を提案する.CSDA は,集約処理を入力・演算・出力の 3 プロセスに分解し,各プロセスの基本処理を予め搭載することにより,設定ファイル上で処理を選択するだけで集約処理を定義することが可能である.性能評価により, CSDA は M2M ゲートウェイを想定した環境上で,CPU 利用率 8%,RAM 消費量 13%で動作可能であることを確認した.

Journal

  • IPSJ SIG Notes

    IPSJ SIG Notes 2014 (6), 1-8, 2014-02-27

    Information Processing Society of Japan (IPSJ)

Details 詳細情報について

  • CRID
    1570572702883729792
  • NII Article ID
    110009676225
  • NII Book ID
    AN10116224
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • CiNii Articles

Report a problem

Back to top