学術データベースとして、消費者サービスとして-図書館用コンテンツ配信サービスの二面性
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- 岩崎陽一
- 東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
書誌事項
- タイトル別名
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- To Be a Scholarly Database: Two Aspects of a Digital Content Distribution Services for Libraries
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抄録
本稿は、ひとつの図書館用音楽コンテンツ配信サービスの事例を取りあげ、デジタル・アーカイブやデジタル・ライブラリーが人文学の研究の発展に寄与するために具えるべき情報検索インターフェイスと、それが依存するメタデータ構造について論じる。音楽コンテンツ配信サービスが学術データベースとして有効に機能するために設計した諸機能について、その設計思想を含めて抽象化して記述するという方法をとる。キーとなる発想は、資料の物理的形態に引きずられた設計を抜け出し、利用者の潜在的要求を満たす方法を考え直すことにある。
収録刊行物
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- 情報処理学会研究報告. 人文科学とコンピュータ研究会報告
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情報処理学会研究報告. 人文科学とコンピュータ研究会報告 2014 (7), 1-6, 2014-05-24
一般社団法人情報処理学会
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キーワード
詳細情報
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- CRID
- 1570572702885854464
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- NII論文ID
- 110009781871
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- NII書誌ID
- AN1010060X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles