薬草ワウレン(Coptis japonica MAKINO) に於ける性の研究(第1報) : セリパワウレン(C. anemonaefolia var. dissecta YATABE)に於ける性比、並びに染色体に就いて
書誌事項
- タイトル別名
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- Studies of Sex on Coptis japonica MAKINO (1) : Sex expression and chromosome in C. anemonaefolia var. dissect a YATABE
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説明
以上の観察より, セリバワウレン(C. anemonaefolia var. dissecta YATABE)に於いて雌株の存在は非常にわずかではあるが認められた。然し, 之は両全株の一変型と見なされるべきと思う。全開花期間中の雄株と両全株との出現率は1 : 1であるが, 時期的に見ると, 開花後期株の方が両全株が増加している。又同時期に於いては受光量の多い程, 両全株が増加している。体細胞染色体は2n=18であり, 雌株, 雄株, 完全株の間に差は認められない。ベルベリン含量は雄株2.39%, 両全株2.42%であり両者間の差は殆んど認められなかつた。
収録刊行物
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- 兵庫農科大學研究報告. 農学編
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兵庫農科大學研究報告. 農学編 1 (2), 99-100, 1954-12
神戸大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1570572702973017984
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- NII論文ID
- 110009794368
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- NII書誌ID
- AN00210714
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- ISSN
- 03676021
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles