コーパスからの文法の自動抽出
書誌事項
- タイトル別名
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- Automatic grammar extraction from bracketed corpus
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説明
本論文は構文構造が付加されたコーパスから自動的に文脈自由文法を抽出する方法について述べる.まず構文構造内のノードに自動的に非終端記号を割り当てて,規則数210600の曖昧性のない文法を抽出した.次に自動的に割り当てられた非終端記号に対して,抽出された規則の右辺の記号列を見て人間が適切な名前を与えることにより文法の規則の数を削減した.さらに非終端記号に対する名前付けを自動的に行う方法も提案した.また,文法中の右辺長の長い規則を右辺長の短い規則を用いて分解することにより,さらに文法サイズの縮小を試みた.最後に抽出した文法を用いてコーパスの例文の統語解析を行い,統語的な曖昧性の数を調べる実験を行った.
収録刊行物
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- 情報処理学会自然言語処理研究会
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情報処理学会自然言語処理研究会 81-88, 1994
一般社団法人情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1570854177223870080
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- NII論文ID
- 110002934846
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- NII書誌ID
- AN10115061
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles