書誌事項
- タイトル別名
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- An Experimental System of Kanji-mixed Katakana to Kanji Conversion
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説明
漢字混じりかな漢字変換は,「会ぎ→会議」のように漢字かな混じりの文字列をかな漢字変換することが可能である.これによって,比較的簡単な漢字は直接入力し,難しい漢字は平仮名で入力した文字列を変換することができ,ペン入力の利点を生かじた入力が可能になる.さらに,ペン入力の自由度を高めるために,メモ書き等の場面で「会ギ」のように漢字がカタカナ表記されることに着目し,カタカナ入力を漢字への変換指示と定義した漢字カタカナ混じり変換方式を検討してきた.この変換方式を使う立場から調査してみると,実際のメモ書きなどでカタカナ混じりの表記が用いられる反面,平仮名の方が書き慣れている、あるいは崩すことができるので書き易いという声があることや,カタカナ/平仮名の厳密な使い分けは難しいことが判った.そこで,従来の漢字混じりかな漢字変換を維持しつつ、変換単位にカタカナが含まれる場合に限り,カタカナ入力を変換指示と解釈して漢字カタカナ混じり変換を行うという仕様でシステムを試作した.
収録刊行物
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- 全国大会講演論文集
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全国大会講演論文集 51 (0), 227-228, 1995-09-20
情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1570854177237719040
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- NII論文ID
- 110002876870
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles