シフト直交実数有限長系列に対するマッチトフィルタの係数誤差の検討

書誌事項

タイトル別名
  • Examination of Coefficient Digitization Error of Matched Filter for Real-Valued Shift-Orthogonal Finite-Length Sequence

この論文をさがす

説明

シフト直交実数有限長系列に対するマッチトフィルタの係数は, 回路を簡単化かつ高速に動作させるために, 絶対値が2のべき乗数になる二つの整数の加算で近似する. 本論では, その整数近似がフィルタのインパルス応答に及ぼす影響について述べている. フィルタの誤差伝達関数の近似式から, マッチトフィルタのインパルス応答の誤差と要素系列の誤差が比例関係であることを導いている. 長さが短い系列ほどフィルタのインパルス応答の誤差に影響を与え, 係数を2のべき乗整数で近似することは7〜8ビットで量子化することに相当することを明らかにしている.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1570854177431026688
  • NII論文ID
    110003289880
  • NII書誌ID
    AN10345990
  • ISSN
    09135685
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ