カーネル法 : 基礎と応用
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- 前田 英作
- NTTコミュニケーション科学基礎研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- Kernel Method : Fundamentals and Applications
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説明
カーネル法は,パターン識別の手法の一つであるサポートベクトルマシン(SVM)の普及とともに,線形モデルによる処理アルゴリズムを非線形モデルへ拡張するための汎用的手法としてよく知られるようになった.カーネル関数を介することによって,高次元空間の非線形処理が低次元空間の線形処理と同等に行うことができる.さらに,その後,構造化データに対するカーネル法なども提案され,カーネル法の裾野は広がり,機械学習,パターン認識だけでなく,コンピュータビジョン,自然言語処理,データマイニング,バイオインフォマティックスなどにおける基本技法の一つになりつつある.また,理論面では,再生核理論,正則化理論,ガウス過程などとの関係も明らかにされている.本講演では,カーネル法の数学的な基礎を概説するとともにさまざまな応用事例を紹介する.
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. PRMU, パターン認識・メディア理解
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電子情報通信学会技術研究報告. PRMU, パターン認識・メディア理解 108 (198), 55-, 2008-08-29
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1570854177607846528
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- NII論文ID
- 110007087161
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- NII書誌ID
- AN10541106
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles