ユーザ行動に応じたプロアクティブなサービス配信を可能とするフレームワークの開発と業務システムへの応用
書誌事項
- タイトル別名
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- Development of Framework Enabling Proactive Service Delivery according to User's Context and Application for Business Systems
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抄録
スマートデバイスに代表されるように,ユーザがいつでも,どこでもアプリケーションやWebサイトなどのサービスを利用できる環境が整いつつある.その利用形態には,ユーザが自分でサービスを選ぶアクティブ型と,システムがユーザの好みや行動歴からサービスを提示するパッシブ型,さらにユーザの状況に応じて既定のサービスを配信するプロアクティブ型がある.スマートデバイスのセンサを活用したプロアクティブ型への注目が高まっているが,センシングする状況や配信するサービスを定義する負担の大きい問題がある.筆者らは,人が業務を段取りする能力を活用して,業務に精通した専門家など他のユーザの行動の進め方やサービスの使い方を,一般のユーザが流用できるようにするフレームワークを開発した.専門家の業務のノウハウを,ユーザが自分の業務に取り込みアレンジして,スマートデバイスへプロアクティブにサービスを配信できるようにする.本稿では,フレームワークを業務システムへ応用して試験運用し,その実用性を確認したので報告する.
収録刊行物
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- 情報処理学会論文誌コンシューマ・デバイス&システム(CDS)
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情報処理学会論文誌コンシューマ・デバイス&システム(CDS) 5 (4), 70-78, 2015-10-03
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1570854178087702656
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- NII論文ID
- 170000147589
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- NII書誌ID
- AA12628043
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- ISSN
- 21865728
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00145411/
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles