無加温施設を活用したアスパラガスの周年生産(1)

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抄録

アスパラガスは宿根野菜として春どりと夏秋どりを合わせた長期どりが行われるようになった。慣行の栽培体系は簡易な雨除け下での栽培で、定植後1年間は株養成期間として収穫しないのが一般的となっている。山形県庄内砂丘地帯では、雨除け施設はパイプハウスが一般的となっており、経営的観点から定植後短期間に収穫を開始することが求められる。また、夏秋どりを行った株を利用した促成栽培技術を組み合わせることにより、周年出荷体系が可能となる。そこで、施設の有効利用を図りながら、定植後1年以内に収穫した場合の収量・品質について調査したので報告する。

収録刊行物

  • 東北農業研究

    東北農業研究 (56), 215-216, 2003-12

    [東北農業試験研究協議会]

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