食物残渣の有効活用(1)

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産業廃棄物として取り扱われている果樹加工残渣を家畜飼料に活用する調製技術を開発し、付加価値(家畜体・家畜生産物)をつけられるかどうかについてまで検討する。産業廃棄物として、果樹加工残渣としてブドウ搾り粕について検討した。山形県のぶどう生産量は国内3位で、加工用としてもワインや果汁ジュース生産に利用されているが、食品会社ではその過程での搾り粕(670t/年以上)の処理に多くの経費を必要としている。そこで、飼料化により、これら残渣物の活用方法を開発すれば、環境負荷に配慮した循環型社会の形成に貢献することも考えられる。このブドウ搾り粕を通年給与可能な飼料として利用するために、長期保存技術についてサイレージ化の可能性を調査した。

Journal

  • 東北農業研究

    東北農業研究 (60), 105-106, 2007-12

    [東北農業試験研究協議会]

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