9-1 フカスの岩小屋に関する建物調査報告(計画系)

  • 梅干野 成央
    信州大学山岳科学総合研究所山岳環境創生学部門
  • 土本 俊和
    信州大学山岳科学総合研究所山岳環境創生学部門
  • 田村 啓
    信州大学大学院工学系研究科修士課程

書誌事項

タイトル別名
  • 9-1 The Survey of Fukasu-no-Iwagoya Stone Hut

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抄録

北アルプスの涸沢に位置するフカスの岩小屋について、平成22年(2010)に建物調査を行った。本論では、この建物調査の成果をまとめたとともに、山岳建築における岩小屋の歴史的な位置づけを把握した。その結果、フカスの岩小屋が、アルピニズム黎明期の主要な休泊場として利用されていた岩小屋の姿を伝え、山岳建築の一つの源流を示す、重要な建築遺構であることを示した。

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